よくあるご質問

当店へ寄せられるよくあるご質問を紹介します。
この他にご質問のある方は「お問い合わせ」ページ、もしくはお電話でお問い合わせください。
ご発注いただいた仕様、数量、名入れの内容、工房の込み具合によりますが、基本的には10日間から2週間程とお考え下さい。
具体的な納期がある場合は、できる限り間に合わせるよう工房と調整いたしますので、お気軽にご相談下さい。
特にご指定の無い場合、 一般的には筆で極太に描いた「楷書」風に仕上がります。
「寄席文字」「相撲文字」「江戸文字」「楷書体」など筆文字書体は複数有り、職人さん一人ひとりでも書体に特徴があるようです。
霧雨や水しぶきがかかった程度でしたら大丈夫ですが、どしゃ降りの雨の中、雨除けもないまま、雨に晒していると、和紙と骨組みを接着している糊の強度が弱くなり、剥がれてしまいます。
雨の日にはなるべく屋内にしまわれることをお勧めします。
油引きとは和紙の部分に油を塗り込み、防水効果を高める手法で、和紙提灯にのみ施すことが可能です。
そして、油引きをしてから3週間程度は全く濡らさないように保管し、油引きの効果が発揮できるまで馴染ませておくことが必要です。
また、油引きをしたからといってどんな雨にも耐えられるようになるのかというと、当然そんなことはありません。しないよりしたほうが断然良いのですが、あくまで和紙です。極力濡らさないような工夫と専用ビニールカバーの装着をお勧めします。
防水効果を持たせ、長持ちさせるためには「油引き」の他に「撥水加工」を施すことも有効です。詳しくはお問い合わせ下さい。
店舗の看板代わりとして店先に設置している場合、営業が終わりましたら屋内の、日の当たらない部分にしまって置くと耐久年数が長くなります。
またその際に、1回1回畳むのではなく、設置しているそのままの状態で保管して下さい。一回一回畳むと予想以上に提灯本体に負荷がかかってしまいます。
また長期間使わないビニール提灯の場合、表面の埃や汚れをハタキなどで落とし、提灯の上下にある輪っかがビニール部に当たり、破れてしまわないように新聞紙や包装紙などのクッションを提灯の内側に挟み込み、保管して置くことをお勧めします。
屋内で使う場合には、いずれも数年間はお使いいただけます。
ただし提灯の一部に穴があいてしまった場合、和紙提灯はその部分で止まりますが、ビニール提灯の場合はその穴からどんどん破れが進行します。
水の対する強さでは圧倒的にビニール提灯のほうが持ちます。和紙提灯を屋外にて使用する際は、必ず「油引き」か「「撥水加工」をしてビニールカバーをかぶせることをおすすめしています。